産業クラスター：100万錠綿紡績プロジェクトがカシュガルに定住し、中央アジア最大の全産業チェーンクラスターを構築

5月7日、新疆投資発展（集団）有限責任公司（以下「新投集団」と略称する）はカシュガル市人民政府と100万錠の綿紡績プロジェクトの投資協定に調印した。プロジェクトの完成後、毎年良質な綿花を約15万トン転化することができ、新疆綿紡績産業チェーンの供給チェーンの自主制御能力を強化し、新疆綿と紡績服装産業の高品質発展に堅固な保障を提供する。

同プロジェクトはカシュガル中央アジア南アジア工業団地に立地し、総投資額は35億元、敷地面積は1200ムーで、紡績、織布、捺染、アパレルをカバーする全産業チェーンクラスターを構築するという。プロジェクトが完成した後、現地の3500人の雇用を直接牽引する予定だ。

新疆は中国最大の綿花生産基地であり、綿花の生産量は全国の90%以上を占めている。新疆の綿花と紡績服装産業の質の高い発展は、我が国の綿花供給の安全と紡績服装産業チェーンのサプライチェーンの安定にかかわる。ここ数年来、綿花と紡績服装産業は新疆の「十大産業クラスター」に組み入れられ、優位資源の転化を加速させて産業発展の核心目標となっている。

「このプロジェクトは新疆綿の現地転化を高め、国家戦略資源の安全を保障する重要な布石である」と新投グループ党委員会書記、理事長の胡力松氏は契約式で、「高品質投資、高品質発展」の理念を堅持し、資金、技術、管理の優位性を十分に発揮し、カシュガル市と協力し、プロジェクトの期限通りの操業を確保すると表明した。

カシュガル市は「一帯一路」核心区の重要な支点都市であり、「五口通八国、一路連ユーラシア」の区位優勢と中国（新疆）自由貿易試験区カシュガル区の政策優勢を持っている。十分な綿花資源、豊富な労働力備蓄と便利な交通物流ネットワークは紡績服装産業の発展のために堅固な基礎を築き、現在は綿花栽培、紡績、織布、捺染から服装設計、ブランドマーケティングまでの全産業チェーンクラスターの構築に全力を尽くしている。

カシュガル地方委員会委員、カシュガル市委員会書記の薬寧氏は、100万錠の綿糸紡績プロジェクトの着地はカシュガル市の産業発展に強大な運動エネルギーを注入し、カシュガル市はプロジェクトのために全方位的に護衛し、新疆の特色と優位性を体現する現代化産業システムの建設に力を入れると述べた。

自治区国有資本投資会社として、新投グループは新疆の「十大産業クラスター」と新質生産力の発展要求をめぐって、新疆内外の優位資源、戦略的新興産業、未来産業などの分野に対して株式、プロジェクト投資と展望的な配置を行い、新疆の特色と優位性を体現する現代化産業システムの構築に力を入れている。

（出所：新疆日報）